2009年3月2日月曜日

揺らぎ

 作者:崋山宏光へメールする!

微かな言葉の飾りが
今、心に揺れて
不思議な思いを連れ惑う
君に会わなければ この気持ち

湧き上がるはずなどなくて
暮れなずむ夕陽に ひとり
長い影を映して
立ち止まっている

今、君と恋に目覚めて
君を想い 君を慕う


僅かな時の悪戯が
今、胸の奥の扉を叩く
揺れる想い 心地よく
君に逢わなければ この気持ち

湧き上がるはずなどなくて
高鳴ることなどあるはずもない
流れ行く時の 狭間に
押し流されていただろう

今、君に愛を感じて
君を求め 君を抱く


揺らぐ迷いが
君に語る言葉を忘れ
煌きが闇に染まる
君に逢わなければ この気持ち

湧き上がるはずなどなくて
闇を彷徨うことなどもない
消えたはずの 蟠りに
胸を焦がすことなどもなく

今、君への愛に目覚めて
君を欲して 君を奪う

ゆらゆらと 揺れる想いに
心委ねて
ゆらゆらと 揺らぐ君の
心を掴む!



平成21年2月11日作 崋山 宏光

揺らぎ

 作者:崋山宏光へメールする!
微かな言葉の飾りが
今、心に揺れて
不思議な思いを連れ惑う
君に会わなければ この気持ち

湧き上がるはずなどなくて
暮れなずむ夕陽に ひとり
長い影を映して
立ち止まっている

今、君と恋に目覚めて
君を想い 君を慕う


僅かな時の悪戯が
今、胸の奥の扉を叩く
揺れる想い 心地よく
君に逢わなければ この気持ち

湧き上がるはずなどなくて
高鳴ることなどあるはずもない
流れ行く時の 狭間に
押し流されていただろう

今、君に愛を感じて
君を求め 君を抱く


揺らぐ迷いが
君に語る言葉を忘れ
煌きが闇に染まる
君に逢わなければ この気持ち

湧き上がるはずなどなくて
闇を彷徨うことなどもない
消えたはずの 蟠りに
胸を焦がすことなどもなく

今、君への愛に目覚めて
君を欲して 君を奪う

ゆらゆらと 揺れる想いに
心委ねて
ゆらゆらと 揺らぐ君の
心を掴む!



平成21年2月11日作 崋山 宏光

忘れてしまわないで

 作者:崋山宏光へメールする!
過ぎた時代に 置き忘れたままの
一途な恋を 想い出して

懐かしさに 想い馳せても
遂った恋は もうそこにはなくて
侘しさだけが 甦る

何もいえない 何も言わない・・・
只俯いて あの頃を想う
時の流れ逝く 儚さを抱いて

いつまでも いつまでも
忘れないから 忘れないで


過ぎ行く時代に 思いを込めた
誓った恋も ありはしたけど

ふたりの気持ちが すれちがっていて
きみの姿は すでになくて
去り逝く影に 途惑っていた

何を語ろう 何も語れず・・・
天を仰ぎ 流れ行く雲を追い
陽の落ちるまで 君の影を求めて

いつまでも いつまでも
君と出逢えた
喜びを胸に抱いて

いつまでもいつまで
だから忘れてしまわないで
忘れてしまわないで・・・

2009年3月1日日曜日

偲ぶ恋のブルース

 作者:崋山宏光へメールする!
恋に 捨てられ 
心が逃げてゆく
写す鏡に 影さえもない

一途な思いで
やさしさ求め
あなたが 好きよ

好きよ 好きよ あなた
あなた
今でも いつまでも あなた

募る恋心 
ただ狂おしいから

いつも いつも いつも
あなた あなた
待ち侘びて 鳴き濡れて


夢が 破れて
今夜も路地の裏
ひとりあなたの

影を待つ
心が闇に染まっても
あなたが 好きよ

好きよ 好きよ あなた
あなた
今でも いつまでも あなた

今日も一人歩く
楡の木の 歩道

いつか いつか いつか
あなた あなた
ふたりで 歩きたい


風が 吹き抜けて
心が冷えてゆく
熱いあなたの 想いがほしい

何かを求めて
未練だけがのこり
風に流れた人だけど
あなたが 好きよ

好きよ 好きよ あなた
あなた
死んでも いいの

咽ぶ想いで ただ
追いすがる 未練に

いつも いつも いつも
あなた あなた
恋しくて 切なくて


星が 流れて
巷に 消えてゆく 
あなたを捜して

赤いドレスで
琥珀 飲み干し
恋に偲んで 夢に酔い

好きよ 好きよ あなた
あなた
今でも いつまでも あなた

想い儚く 終わっても
偲ぶ 思いは遂わらない

きっと きっと きっと
あなた あなた
祈る私が 見えますね



          崋山宏光S

2009年2月24日火曜日

「歩く」

 作者:崋山宏光へメールする!
「歩く」

毅然として 大地をしっかりと踏みしめて
気負いもなく 衒いもなく
只黙々と 歩く

まるでそうすることしか残されていないように
只黙って 歩き続ける

ともに歩む 友などもなく
従う者などない

疲れたときには立ち止まって
暫し休む そしてまた
歩く 歩く 歩く

狂おしいほどの 灼熱の砂漠や
凍てつくほどの厳寒の極地であっても
ただ黙々と歩く

そうして無心に歩を進めれば
陽が東から昇りて 西に沈みゆく
理が見えてくる

人の生まれ来る喜びや
人の死に逝く哀しみさえ
全ての営みが神の思し召しとして
見えてくる

だから私は 只黙々と 歩く
そうすることが全てであるかのように
黙々と歩く

黙々と歩いていると